少林少女

製作:亀山千広、エグゼクティブプロデューサー:チャウ・シンチー、監督:本広克行、主演:柴咲コウ。元は『少林サッカー』の続編という企画スタートだったらしい。
自分が好きなキーワードがこれでもかとゴロゴロ入っている楽しみにしていた作品。公開初日にさっそく見にいった。
『少林ラクロス』というよりも、後半はブルース・リーのパロディのほうが主。予告編やテレビCMを見て「こんな映画かな」と大体想像した範疇を出ない映画だった。
チャウ・シンチーの「絶妙な笑いの間」「手に汗握るアクションシーン」「やけにかっこいい構図」「バカバカしさ」「ブルースリーに対するオマージュ」とは違って、本広監督の作品の色(ごたごた感?)が濃い。
美少女を揃えたラクロスチームだったり、細かいセルフパロディだったり、カンフー×VFXだったり、自分の見所はあって好きだけど、人に薦められるかどうかというと。うむむ。どうだろう。
メディア化の時はDVD→ブルーレイではなくて、是非同時発売にして欲しい。そうしたらブルーレイ版だけを買いたい。(新映画版『エヴァ』のブルーレイ版はいつだろう?)
今回も本広監督作品の常連脇役がちょろちょろと出ていた。内田慈さん(演劇で自分が注目している女優さん)はどこに出ているのだろうと思っていたら、練習試合の主審だった。瞬きしていたら見逃しそう。