シベリア少女鉄道スピリッツvol.2『もう一度、この手に』@王子小劇場

今年初観劇は昨年と同じくシベリア少女鉄道。これまではずっと友人を誘っていたのだけど、今回は1人で観劇。
初のオムニバス形式。きっと普通じゃないだろうなとは思っていたけど、まさかこうくるとは。
作演出の土屋氏は、テレビの構成作家を経験していろいろと上手くなったなぁと落ち着いて見ていたら、途中からはもう冷静でいられなくなって次はどうなるんだろうと夢中になる。
ああ、やっぱり面白いなぁ。
「Show must go on!」
自分はこういうのは大好きだけど、シベリア少女鉄道を初めて観た(ルールを知らない?)人は、混乱したのではないかと感じていたら、案の定、帰りに観劇後のカップルの男の子が女の子にどういうことだったのかを説明しているのが聞こえた。ああ、面倒くさそう・・・と思う。
いずれにせよ、今年何本の演劇を観るかはわからないけど、すでに年末に選ぶであろうベスト演劇に今作を書きそうな勢い。
自分はその2時間強で完全にメタメタにされてしまったのである。
(あと、自分が好きな映画のサントラを使っていたのも好印象)