毛皮族『脳みそぐちゃぐちゃ人間』@本多劇場(昨日観た)

毛皮族を観るのは『お化けが出るぞ!!』『銭は君』に続いて3回目。作・演出の江本純子さんや劇団員もドラマや映画に出演したりで忙しいらしく、本公演のペースが遅いので、1年ぶり。久しぶりだ。でもゲストの澤田育子さんはこの前の拙者ムニエルの公演で観たばかり。ロマンチカの横町慶子さんはナイロンの『男性の好きなスポーツ』で1回だけ観たことがある・・・と思う。ロマンチカのダンスがセクシーだったというのは覚えているけど、どんな人かは覚えておらず。
ベアブリック付きの5,000円のチケットを買ったので、クマをもらう。友人からも「あげる」と言ってもらったので、2種類のクマが揃ってしまった。
これまでに観た2作品は「ストーリーはよくわからないけど楽しければいいや」というような感じだったけど、久しぶりの毛皮族は驚くほどちゃんと演劇になっていてびっくり(失礼)。
まず、ストーリーがちゃんと描けていて自分の中ではこの3作品で一番好き。初めてそのストーリーに引き込まれる。そして劇中歌がみんないい。元歌がわかるような(パロディ?オマージュ?それともパクり?)わかりやすい曲だけど、ちょっと前まではただレコードに合わせて唄っていただけだったというのが信じられないぐらい、よくなっていた。
その分、演出にはこれまでのパンチが無く、いかにもお金がかかっていそうな巨大な球体のセットをもっと有効活用して欲しかったところ。
澤田育子さんは久しぶりのストレートヘア。相変わらず、スタイルがよくてお美しい。町田マリーさんのアッコちゃんは初めて見る演技。たまにはこういうのも。
今回はパンフレットが売ってなかったので、写真集と劇中歌CD2枚とシングルCD1枚(計5,700円)を買ったら、イベントCDをもらった。家に帰ってCDをさっそくipodに入れて、パンフレット代わりの写真集を見てみるとその内容にびっくり&ドキドキ。わお!?それと、アッコJrを演じた高田郁恵さんって今作が初めての新人さんかな?と思って、『銭は君』パンフレットで調べてみると、前2作品にもちゃんと出演していた劇団員の人だった。なんで前2作品では印象がなかったのだろう???
次回の本公演はなんと2007年の10月で1年3ヶ月も先(その前に『毛皮展』(?)と演劇ぶっくの記念公演)。いろいろと忙しそうだけど、のんびりとCDでも聴きながら次回作を待つことにしよう。
(参考)第13回公演『銭は君』の感想
http://d.hatena.ne.jp/hirorize/20050730
(参考)第12回公演『キル!キル!「お化けがでるぞ!!」』の感想
http://d.hatena.ne.jp/hirorize/20041205