東京ヴォードヴィルショー『竜馬の妻とその夫と愛人』

三谷幸喜作、山田和也演出。
三谷幸喜ファンでありながら、映画版も観たことがなく、この作品自体が初めて。東京ヴォードヴィルショーは『その場しのぎの男たち』を観たことがあって、今回2回目。
東京ヴォードヴィルショーといっても出演するのは、佐藤B作佐渡稔・山口良一あめくみちこの4人。
紀伊国屋ホールも初めて行くところで、紀伊国屋書店の中で、しばらく迷う。案内板をよく見ると、4階だった。勝手に最上階近くだと思い込んでいた。入ってみると・・・老舗というか何というか、その古さにびっくりした。
端っこの席でやっぱりちょっと見にくい。でも、作品としては、やっぱり面白かった。
この、劇場を出た時の「面白かったなぁ」という感覚。三谷幸喜氏脚本の作品では今までハズレがない。今回は出演者が4人だけというのも、純粋に作品に入り込めて、よかったのもしれない。
これから、来年の6月まで全国公演するというのもすごい。