カンフーハッスル

昨日の東京国際映画祭で観た。
前作の『少林サッカー』は大好きな作品。もう何回も観たし、その度に爽快感がある映画。
同じスタッフで作った映画なんだから、面白くないわけがないだろうってことで、映画祭のチケットを買って、観てみた。
やっぱり、すごかった・・・。究極のカンフー映画と言いきってもいいと思う。ホント、「こんなのありえねー」ってつっこみたくなるバカバカしいど派手な闘いのオンパレード。
いろんなところに映画のパロディが入っているし、笑いに関しても問題なし。得意の「同じ事を繰り返すことで、思わず笑ってしまう」という笑いも健在。チャウ・シンチーの映画でおなじみの俳優もたくさん出ていた。
音楽も中国の古楽器をメインに使う、懐かしい感じや、聴いた事がある曲を使っていて、耳に心地よかった。
ただ、ストーリー展開は『少林サッカー』のほうが好きかな。今回はあれよあれよという「巻き込まれ型」で、どちらかというと『喜劇王』に近い感じだった。もうちょっと、闘う理由(?)みたいなものがあると、最後の闘いにも思い入れがあったのだろうけど。
なんだか公開した時に、ストーリーに対する批判がありそう。
あと、映画祭だからだろうけど、下に英語の字幕で、日本語字幕が右に表示されたり左に表示されたりして、観にくい部分があった。
でも、「面白かった」と言えるレベルには十分達しているのは間違いない。映画館で観る価値があると思う。おすすめ。
すでにDVD発売が楽しみだな〜。